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SAPIXのテキストをスキャンしてペーパーレス中学受験を実現する方法

みなさん、SAPIXのテキストってどうしてます?

我が家では、SAPIXのテキストはとりあえずスキャンしてます。

スキャンすれば、その後、印刷したり、iPadに取り込んだりして何回も解き直しに使うことができるからです。

それに、なんんら原本を処分してしまうことだって可能なので、家がプリントで溢れかえってしまう、なんてこともなくなるからです。

読者

でも、SAPIXのテキストって量が多いから、スキャンするのも大変じゃない?

そうなんです。実際には、下準備とかなんとか、なかなか大変なんです。でも、コツをつかんでしまえばけっこう簡単に作業できちゃいます。

そこで今回は、僕が息子(小4)が通うSAPIXのテキストを、どのようにスキャンしているのか、そのワークフローを紹介しちゃいます。

毎週もらってくるテキストの置き場がなくて…、なんて悩んでいる方の参考になれば幸いです。

目次

SAPIXテキストをスキャンするワークフロー全体像

まずは僕がいつもやっているスキャン・ワークフローの全体像を見てください。こんな感じです。

STEP
消しゴムがけ

不要な書き込みを全部消しちゃいます。

STEP
テキストからホッチキス外す(理科・社会)、又はテキストを裁断する(算数・国語)

スキャンしやすいように全ページばらばらにしちゃいます。

STEP
スキャン作業

ばらばらになったページを全部スキャンします。

STEP
スキャンデータの整理

取り込んだデータをクラウドサーバー上にアップロード、整理します。

ざっとこんな感じです。詳細はこの後詳しく説明しますね。

スキャン作業に必要な機材・機器

用意するものはこんな感じです。

  • 消しゴム
  • カッターナイフ
  • カッターナイフ用の下敷き
  • 定規
  • ホッチキス外し(カッターナイフ、マイナスドライバーなどでも代用可)
  • スキャナー(できればオートシートフィーダー付きの連続スキャンできるもの)

SAPIXテキストスキャンのワークフローの各ステップ

それでは各ステップの注意点を詳細に説明していきいます。

消しゴムがけ

僕の場合、息子の教材をスキャンするとき、まずは消しゴムがけをしています。SAPIXでは授業中にテキストに直接答えを書き込むんですよね。

スキャンする目的は、「解き直し」。いろいろ書き込んであると解き直しに邪魔だから全部消しちゃいます。

消しゴムは、MONO消しゴムを愛用しています。昔から慣れ親しんだブランドだし、シンプルに消しやすいから。

小学校4年生くらいの子供って、意外に筆圧が高い(大人よりむしろ筆圧が高い)ので、よく消える消しゴムは重要です。

ホッチキス外し(理科・社会)

今回は、オートシートフィーダー搭載のスキャナーを使うので、ホッチキスで留めてあるタイプのテキストは、ホッチキスを外してばらばらにしちゃいます。

SAPIXの場合、理科と社会のテキストがこのタイプです。

ホッチキスを外すのは、こういう専用の道具を使うと楽です。

僕は、カッターナイフなどの先がとがったところ(刃をひっこめた状態の先端?)でまずこのように裏側を立ててやって、表からひっぱりぬくようにしてます。そうすると紙が破れたりすることなくきれいに針を外すことができます。

愛用しているコクヨのステープラーのお尻の部分でも同じことができます。

裁断(算数・国語)

算数とか国語のテキストは、裁断しちゃいます。

真ん中のホッチキスはそのままにして、端から5mmくらいのところでカットするとちょうど良いです。

カットするときは、定規をあてて、力を入れすぎず、適度に手応えを感じる程度の強さでカッターの歯を何回も走らせていきます。

力を入れすぎると、定規に乗り上げて指を切ってしまうので気をつけてください。

このような裁断機を使う手もあるんですが、SAPIXのテキストだったら、よく切れるカッターナイフで十分だと思います。

スキャン

下準備(消しゴムかけ、ホチキス外し、祭壇)が終わったらスキャンです。

自宅でスキャンするときは、Canonの家庭用プリンターG3360を使って1ページずつスキャンします。

事務所でスキャンするときは、複合機なので楽ちんです。シートフィーダーにセットして、スキャン開始ボタンを押せば自動的に連続で両面スキャンしてくれます。

印刷とちがってスキャンなら紙代とかインク代といったコストがかからないので、職場の複合機を使っても(業務中にやらなければ…)、上司に叱られないのではないでしょうか。

職場の複合機を使うのは気が引ける…という方でしたら、価格はちょっとしますが、PFUのScanSnapの購入を検討するのが良いと。自宅で完結できると、塾から帰ってきたその夜のうちにスキャン完了できるので便利なんですよね。

スキャンするときのデータの形式はJPGでなくPDFにするようにしてます。連続ページで一つのファイルにまとめたいからです。

取り込んだデータの整理

スキャンが完了したら、取り込んだデータを整理します。

僕は、MicrosoftのOffice 365をサブスク契約しているので、1TBまでOneDriveが使えます。

OneDrive上に息子の中学受験専用のフォルダを作ってデータを管理しているので、そこに…/Sapix/夏期講習/といったサブフォルダを作成し、スキャンしたデータをどんどん放り込んでいってます。

データのファイル名は、「N41-09立体図形1_問題.pdf」のようにしておくと、順番に並んでくれるし、内容もわかりやすいので便利です。

取り込んだデータの使い方

取り込んだデータは、紙に印刷したり、iPadのGoodnotes5(最近GoodNotes6がリリースされましたね)に取り込んだりして解き直しに使っています。

印刷する場合の使い方はこちらの記事にも紹介しているのでぜひ読んでみてください。

スキャンし終わったテキスト

スキャンし終わったテキストは、今のところ処分せず、このようなB4サイズのフォルダをダイソーなどで買ってきて、整理・保管しています。

もう少したまってきたら処分しちゃうかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。今日は、SAPIXのテキストをスキャナーでスキャンする方法を紹介しました。

消しゴムかけ、ホッチキス外し、裁断といった下準備が結構大変です。

シートフィーダで連続スキャンできるスキャナーがあれば、スキャン作業自体はボタン一つ押すだけです。

いちどスキャンしてしまえば、その後は印刷するなり、iPadでGoodNotesに取り込むなりして活用できます。

iPadに取り込んでGoodNotesで勉強すると、子供はその行為自体も楽しいようで、モチベーションがあがるのがよくわかります。

みなさんもぜひ試してみてください。

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この記事を書いた人

このブログの作者。SAPIXに通う小学校4年生の息子と一緒に中学受験に挑む父親。

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